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留山トレッキング

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三脚を持って、午後から留山へ行くため宿に戻る。
1時に宿の玄関へ集合と聞き、身支度をしてフロント前へ。
係の人に来たことを伝える。
留山へ入るには、白神山地と同様、
地元のガイドと一緒に入るというのが規則となっている。
自然を保護するというのは、ここまでしなければならないのだ。

ガイドの人がやってきた。
「すみません。遅れてしまって。
前のツアーが車を使っていたもので・・」
いかにも山はもちろん、土から植物、
水や空気が好きそうな年配の男性だった。

「今日はよろしくお願いします」
車へ乗る時に軽い挨拶をしてくれた。
自分たち以外にも、もう一組ご夫婦がいた。
父と同じくらいの世代だった。
「どうぞ、よろしく。」夫人がにこやかに軽く会釈をした。

車は舗装された道路から、険しい道へと変わっていった。




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先程も書いたが、留山へはガイドなしでの入山は禁止になっている。
ブナは根に傷がつくと、病気になったり死んでしまったりする。
ブナの木へのストレスがないよう、森の中も十分に気を配っているのだ。




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森の中は別世界だった。
『静かな』という言葉があてはまる。
空気を軽く押すように風が流れ、
地面からは新しい誕生がいくつもあり、大木の皮膚に耳を傾けると
生きている鼓動をまた感じる。
木漏れ日の中、フェアリーが舞うように綿毛が飛んでいく。




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大木には熊の爪痕が所々にあった。
爪痕はブナの実がある上部にまでついていた。
「美味しいものが好きなんですな〜」
熊の好物、ブナの実はナッツのような美味しさがあるという。

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違うブナには、皮膚に落書きがされていた。
「許可なく入るものがいるんですな」
「しかし、注意したところで逆に言われることは多々あるんです」
「身の危険を感じますよ。2人で注意しても、この山の中ですから・・
何をされるかわからない恐さはありますな」

自然を守ることは本当に大変なことだと痛感した。
熊より人間の方が恐いなんて、そうなのかもしれない。




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by moz-box | 2007-09-22 15:02 | 秋田 Akita

五能線 深浦駅

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あきた白神駅に隣接する立ち寄り温泉の宿に宿泊した。
早朝一番だったせいか、サウナはまだついてなかった。
体を洗い、一人で日本海を見ながら湯船につかる。
だれもいない大浴場。
転がっている桶の疲れが何となく伝わってきた。

今日は、忘れた三脚を取りに、
昨日行った十二湖駅より3つ先の深浦駅まで行かなければならなかった。
はじめて五能線のローカル列車に乗った。
午前中の予定は、はじめから計画していなかったので
三脚のお陰で降りる予定のない駅に行くとは
何となく予定がなくても行く先は決まるものだと、
景色を見ながら苦笑した。

深浦駅に到着。
午後からトレッキングを宿泊先で頼んでいたので
次の下りがくるまで1時間ほど待つことになる。
せっかく来たのだから観光してみることにした。

駅にあった簡単マップをみると、
太宰治が宿泊した旅館が記念館になっている場所があったり、
歴史民俗資料館などがあったりしたが
とても1時間で見れる距離ではなかった。
ふと地図の上の方をみると、沖の方に大岩があった。
そこまで行けるように、波がかかる海の歩道があった。
岩に登ってみることにした。

途中、去年いった北アイルランドにある
キャリック・ア・リード・ロープ・ブリッジを思い出していた。

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by moz-box | 2007-09-15 17:54 | 秋田 Akita
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東能代駅から北上する列車。五能線。

隣の席の女性は地元の人なのか
秋田駅からほとんど寝ていた。
景色は五能線になってから徐々にかわっていく。

”次は能代〜能代〜。バスケの街、能代でございます。
約10分間停車します。
駅には備え付けのバスケットゴールがございます。
見事ゴールにきめたお客さまには景品がございますので、
どうぞお気軽にご参加ください”

バスケか。。
バスケは学生の頃、6年間やっていた経験もあり
景品と聞くといても立ってもいられなくなった。
ちょうど一ヶ月前くらいに高校生とバスケをした。
現役だし、もともと上手い方ではなかったので
全く歯がたたなかった。。

指の上でボールは回せるんだけどな・・・

行こうか行かないか、迷っていると
突然、隣で眠っていた女性が話しかけてきた。
「いきましょうよ!」
びっくりして心臓が止まるかと思った。
『で、できるかな?』とお客の数からして、
順番などまわってこないだろうと
思いながら列車から降りると、偶然にもゴールの目の前だった。

駅員さんがボールをもって手招きをしていた。
2人目にできますよ!!先程の女性だった。
と、一番最初の男性ははずしていた。

ゴムボールは難しい。
でも、ゴールは近いからできそうだ。
1バウンドしてシュートした。そして、きれいに入った。

「わぁ〜すごい!」
『ははっ。。』
駅員さんから粗品をいただいた。秋田杉の木のタイルだった。
とてもいい香りだった。

一人旅なんですか?と私の問いに
「ええ、実はこれで12回目くらいかしら、何度も来ているんです」
と恥ずかしそうに長い髪の毛をさわりながら答えてくれた。
白神山地の登山に憧れて、何回かきているという。
白神はガイドなしで登ることが難しい。
彼女は下見で何回か訪れているのだ。

『十二湖へいくんです』
あ、そう!という感じで
初心者コースを細かく教えてくれた。

ここが好きなんですね、と地図に記入してくれている彼女にいうと
「はい、何度もきてしまうんです」とニコニコしてくれた。

左には海、右には白神山地。
五能線は走り続け、
十二湖駅に到着する頃には、曇り空も少し濃くなっていた。



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by moz-box | 2007-08-31 19:46 | 秋田 Akita